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~マーケのプロがコッソリ教える差がつくバイマ戦略~

第1回BUYMA海外Meet Up | コロナウィルスの影響と買付事情

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カリフォルニア在住の現役バイマプレミアムパーソナルショッパー。 誰もが知る”あの高級5つ星ホテル"のマーケティング経歴とMBAを活かし、アメリカで起業。 動物保護団体へのサポート支援を目標に、バイマで『最高月利280万円』『メンズ売り上げ第1位』、『3年連続月利100万円以上』の記録を継続中!。 会社員を卒業し、「今いる場所で実現したい自分にたどり着く」ため、自分の人生を自分でコントロールするアメリカ的BOSSライフスタイルを実行中。 ※※このブログの作者はAi@The Boss Life in Californiaであり、著作権は全てAi@The Boss Life in Californiaに帰属します。 ※※公式メルマガ Ai@バイマのBOSS ➡https://mail.californiastory.jp/optin

 

私は、所属するコミュニティーで「海外MeetUP」というWebミーティングを定期的に行っています。

 

今回「新型コロナウィルスの影響と現地買付け事情」というテーマで緊急開催をしました。

 

 

私にはありがたいことに情報を共有する仲間がそのコミュニティーにいます。

 

ですが多くのバイマショッパーさんは一人で作業をされていることが多いのが現状です。
今回のような事態の中で、孤立無援で不安になっている方が多いのではないでしょうか。

 

そんな不安を少しでも和らげることができればと、「海外MeetUp」で共有した情報をシェアさせていただきます。

 

 

BUYMAショッパー オンライン海外Meet Upとは?

 

 

 

 

私が所属するコミュニティーには、日本国内はもちろん、海外で活躍する現役バイマショッパーさんが多く在籍しています。

 

そのコミュニティーに2014年から参加する中で、アメリカ在住のバイマプレミアムパーソナルショッパーとして何かお役に立てることはないか?と長い間、悶悶としていました。

 

海外在住ショッパーは、意外と孤独・・・、孤立してバイマ活動をしています。

 

頻繁に日本に帰国することができないため、横のつながりも薄く、本当にバイマショッパーという人たちが存在しているのか?という疑問さえもってしまうほどです。

 

 

そんな海外在住のバイマショッパーさんが日ごろの悩みや質問を相談したり、気軽に交流できる場として、ミーティングや懇親会をネット上で行う「海外MeetUp」をコミュニティー内で立ち上げました。

 

 

ニュースやネット上でまた聞きで仕入れた情報とは違う、現地で生活をする人たちだけが持つ情報、肌で感じる情報、を共有する。

 

共有した情報を今後のバイマ活動に活かしていく、というのが最大のテーマです。

 

今回はその中で集まった新型コロナウィルスによる現地の状況などを中心にお話しします。

 

<注意>海外MeetUpは一般向けには公開をおこなっておりません。

 

 

新型コロナをバイマショッパーとのミーティングテーマにした理由

 

 

先ほどの繰り返しとなりますが、ニュースやワイドショーで毎日新型コロナの情報が流れてきます。

 

その中にバイマショッパーとして知りたい情報が意外と欠落していることが多くないでしょうか。

 

例えば、イタリアのショップはすべて閉鎖しているの?

荷物を発送するのに郵便局に出かけることも禁止されているの?

その前に郵便局は営業しているの?

 

これらはニュースを必死に見ても分からないことばかりです。

 

そこで大切になるのは、現地で生活をする人たちが持つ情報を知るという機会です。

 

この状況をどうしたらいいのか
どう買付を続けていくことができるのか

 

現地在住のバイマショッパーさん仲間からの生の最新情報を得ることで、この危機をどう回避してバイマを続けていくことができるのか。

 

バイマを諦めてしまうショッパーさんを一人でも少なくすることができれば、と思います。

 

 

新型コロナによる各国の買付最新状況

 

海外MeetUp開催後、日々状況が変化しています。

 

その後、独自に海外在のバイマショッパーさんから聞き取りをした情報を追加して各国の買付けに関わる情報をハイライトします。

※この情報は2020年3月19日現在です。

 

イタリアの最新事情

 

 

イタリア全土はすでにロックダウン(封鎖)状態です。

 

仕事や健康上の理由、緊急事態緊急の外出を除き、外出することは禁止されています。
外出の際はオンラインでダウンロードできる書類に外出理由を記入し、チェックを受けるようです。

 

日常生活に必須のスーパーや薬局を除き、店舗はすべて閉鎖されています。
GUCCIなどブランド直営店もセレクトショップもリナシエンテなどデパートも例外なく閉鎖しています。

 

 

イタリアでは当分買付けができないのでしょうか?

 

答えはNoです。

 

路面店などショップは閉鎖されていますが、オンラインショップは通常通り営業を続けているショップがまだまだあります。

むしろ贔屓のオンラインショップからセールや割引クーポン発行のプロモーションメイルが頻繁に届くようになりました。

 

3月19日現在で、下記ブランドの公式オンラインが閉鎖されています。

● Hermes エルメス公式サイト (EU、イギリスすべての公式オンラインショップを閉鎖)

 

経済効果にもなりますし、利益を取るチャンスにも繋がりますので、どのオンラインショップが営業をしているかチェックすることをお勧めします。

 

 

イタリアからの発送

 

営業しているオンラインショップで買付けした場合、日本への発送も通常通り対応してくれるショップがまだまだあります。

 

FedExやDHLなどは自社便を運航していますので荷物の発送に問題はありませんが、
日本行きの定期航空便がかなり減少していますので、郵便局発送を敬遠した荷物がこれらの配送業者に
集中してくるため、通常よりも配送に時間がかかることを想定しておく必要があります。

 

郵便局は営業をしています。

 

但し、現地在住のショッパーさんによるとイタリアでは年金の受取りを郵便局に出向いて行う
お年寄りが多いそうです。このため屋外に長時間並ぶ可能性を考慮する必要がありそうです。

 

これを考えると、イタリアに買付パートナーさんがいる方はオンラインショップで購入した商品を
転送するため、郵便局での発送業務が可能かどうか予め現地の状況やご本人の希望を確認しておくことが大切です。

 

 

アメリカの最新事情

 

アメリカは3月17日から15日間、10人以上の集会への参加や旅行・外食を控え、できる限り自宅待機をするようにという要請がでています。

とはいえ、州によって状況がかなり異なっているため注意が必要です。

 

【カリフォルニア州】

サンフランシスコやシリコンバレーでは3月17日から4月7日まで自宅待機(外出禁止令)が発動されています。

とはいえ、イタリアやフランスとは異なり、犬の散歩や野外での個人で行うエクセサイズのための外出などは規制がなく、むしろ健康維持のために奨励されています。

 

ロスは今のところこれらの制限は発表されていません。

 

【ニューヨーク州】

現在まで行動規制はありませんが、3月18日現在外出禁止令の検討に入ったとニュースの速報が出ています。

感染者の拡大を都市規模を考えると、サンフランシスコのような外出禁止令が発動される可能性が近づいている可能性があります。

 

ショップの営業状況

 

先ほどと同じ理由により、州によって営業状況が異なっています。

 

店舗閉鎖を行っているデパートやショップ:

●Saks Fifth Avenue: 3月18日からアメリカ、カナダの全店営業停止
●Neiman Marcus / Bergdorf Goodman:  3月18日からアメリカ内の全店営業停止
●Bloomingdale’s: 3月18日から31日までアメリカ内の全店営業停止
●Nordstrom:  3月17日からアメリカ、カナダの全店営業停止
●メジャーなブランド直営店が閉鎖中

 

3月19日現在で、下記ブランドの公式オンラインが閉鎖されています。

● Hermes エルメス公式サイト (3/20 3 PM以降のオーダーは営業再開後の発送予定

 

但し、デパートやブランドによってはオンライン店は通常営業中です。
特にデパートでは定価商品も含め20~25%の大セールが始まっていますので、アメリカ買付けをされる方は要チェックです。(※一部ブランドを除く)

 

エルメスがオンライン店も閉鎖したため、これに続くブランドがでる可能性があります。

 

 

USPSなどの発送状況

 

アメリカではUSPS始め、FedEx、UPSなどすべて通常通り営業しています。

とはいえ、注意をしておく事があります。

それは配送日数がいつもより長くかかる可能性が高い点です。

 

アメリカ国内線や日本への定期航空便が減少しています。

 

ということはUSPSで受付けをした荷物が最寄りの空港で飛行機に乗れず数日間待機になったり、
他の空港へ移動し、そこでも日本行きに乗れず世界中をたらい回しにある可能性もあります。

 

 

回避策としてFedExやUPSの利用がありますが気を付ける点が2つあります。

 

①USPSから回避した荷物がFedExなどに流れ込み、通常以上の貨物量になっていると公式ページに記載されています。
予想以上に配送日数が長引く可能性があります。

 

②USPSに比べて送料がかなり割高です。
高値売りで利益に余裕がある場合は対応可ですが、薄利多売などで利益が薄い場合は
FedExやUPSに変更することでお取引きが赤字になる危険性も考慮する必要があります。

 

 

イギリスの最新事情

 

イタリア、フランスに比べて明確な決定がされていない印象があるイギリスです。

 

ショップも独自に営業方針を決め、従業員や買い物客への影響を考慮して営業自粛を決定している様子です。

 

<今日現在>

●SELFRIDGES: 店舗はすべて営業を停止していますが、オンラインショップは通常通りお買い物ができます。

●Harrods:  営業時間を縮小して営業をしていますが、今後の状況により閉鎖になる可能性があります。

●オンラインシップ: FarfetchやBrownのオンライン店を始め、多くのオンラインショップは営業を続けています。

 

3月19日現在で、下記ブランドの公式オンラインが閉鎖されています。

● Hermes エルメス公式サイト (EU、イギリスすべての公式オンラインショップを閉鎖)

 

 

韓国最新事情

 

日本と同じく、ブランド直営店やセレクトショップ路面店、デパートなどは通常営業を行っています。

 

悲しいことに韓国のパンデミックの中心地になった大邱ですが、市内のロッテデパートや現代デパートは韓国在住のショッパー仲間さんに確認したところ、通常営業をしていました。

 

但し、この大邱にあるでデパート内の某ブランド直営店から商品を購入するために連絡を試みました。

普段であれば問題なく対応していただけるところ、今回はSAさんからの返事もないまま・・・という状態です。

 

それ以外の都市、ソウルや釜山は目立った問題もなくスムーズに買付けが行えています。

 

 

韓国からの発送

 

買付けに関しては特に問題がなくできている韓国ですが、発送に関して気になる情報が入っています。

 

知り合いのバイマショッパーさんからの情報で、韓国郵便局から発送をした日本行きEMS便が
一旦は引き受けをされた後、差し戻しをされてきました。

 

郵便局の説明では、日本行きのEMSも1ケ月ほど掛かるか、引き受けができない可能性もあるそうです。

 

韓国はアメリカでは割高で簡単に手が出せないDHLなども、比較的良心的な送料ですので
お客様を待たせるよりも迂回手段として検討する価値はありそうです。

 

 

バイマプレミアムパーソナルショッパーとしての考察

 

 

今回のような予期せぬ状況に直面した時、どう対応するか。

 

バイマで長年プレミアムパーソナルショッパーとしてビジネスをしていますが、
今回の事態は経験したことがない緊急事態レベルです。

 

それでも過去の経験とショッパー仲間からの情報に支えられて買付けを今日も行っています。

今回の経験を今後に活かすためにどう行動するか、改めて考えてみました。

 

 

リスクヘッジが最大の危機対応

 

「リスクヘッジ」について考えたことがありますか?

 

リスクヘッジと聞かれた場合、下記のような戦略を思い浮かべる方が多いかと思います。

 

①買付けの仕方を複合化しておく。

  • オンライン買付
  • 直営店買付
  • セレクトショップVIP買付
  • 直営店直送買付
  • アウトレット買付
  • 国内買付

②買付国を分散しておく。

 

色々な手段を組み合わせることで買付けをする = リスクは回避できる、と考えるのが一般的です。

 

ただ今回の新型コロナウィルスの世界的な影響を考えた時に、この方法で実際に対応ができるでしょうか。

予期せぬスピードですべての手段が停止してしまったらどう買付けをしたらよいのでしょうか?

 

 

買付国、買付方法、だけでは対応が不十分だということを、今まさに経験されている方も多いのではないでしょうか。

 

その一方で、受注が入れば平常通り買付けを行っているショッパーさんもいます。

 

リスクヘッジについて一歩踏み込んで考えておくことが、今後バイマショッパーとして生き残る最大の防衛になります。

 


買付パートナーの立場に立つことができるショッパーになる

 

バイマショッパーとして活動を続けるためには、多くのパートナーさんが関わってくださっています。

 

今回のような事態の中、どのようにパートナーさんに対応することができるのか。

これが今後のパートナーさんとの関係性に影響を大きく与えることがあります。

 

普段から最大の悩みにもなっている、「買付パートナーさんの離脱」問題の原因にも関係があります。

 

なぜでしょうか?

 

 

私は状況が切迫し出しす前に買付パートナーさんすべてに連絡を取りました。

 

現地の情報を更に確認し、郵便局へ出かけるリスクはあるのか?

自宅待機など家族の状況を聞き、買付を希望されるか?

 

情報を収集した結果、買付け依頼を継続する買付パートナーさんの選別を行い、みなさん個別にお話しをしました。

 

買付継続を希望されたパートナーさんでも、小さいお子さんがいらっしゃる方は
感染の危険性を考えお休みをしていただくことにしました。

買付は休止ですが、他の業務を依頼することも対応として可能です。

 

収入の心配もあり継続を希望されたパートナーさんには、期間限定として通常の報酬の倍額をお支払いしています。

 

ただでさえ受注が落ち込む傾向がある時期に、利益が下がることは経営者としては避けるべきなのかもしれません。

 

しかしこの緊急時に自分に代わって荷物を受け取り、発送に出向いてくださるのは買付パートナーさんです。
この協力がなければ利益どころの話しではありません。

 

この判断基準は人それぞれです。

こうすべき、という正解もありません。

 

ただ、困っている時こそお互いの事情、状況を理解し、尊重することで自然に助け合う環境を作り出すことに繋がります。

 

自分が買付パートナーさんであったならどう思うか?

 

長年バイマのプレミアムパーソナルショッパーとして活動する中で、自分一人では何も生み出すことはできないことを痛感しています。

 

小さな気遣いが、危機を脱した時に今まで以上に最強のパートナーシップを生み出すこともあります。

パートナーさん、身近なショッパー仲間と助け合いながらこの危機を一緒に乗り越えていきましょう。

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